おかやま青果株式会社

産直事業を通じて地域経済へのお役立ち おかやま青果株式会社

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今の農業に思う事

日本全国の中山間地域と呼ばれる田舎に足を運ぶと、人口は減り続ける一方、空き家・田んぼや畑の放棄地は増え続けています。我々の故郷、岡山県も年々その傾向が強まっています。日本の農業再生は、「農地を集積しての大規模化」と「規格外農産物の六次産業化による加工品作り」等を奨励している気配ですが、どうもピンと来ません。日本農業の抜本的で継続的な発展を臨めていない感を受けます。そんな大勢が続く中、我々周辺には、農業を生業とされている方が減り、現在農業を支えている主流派は、年金を受給されている高齢者となっています。子育てが終わり、家のローンも払い終え、主たる収入の年金がある上に長年培ってきた農業技術によって、素晴らしい農産物も作れる、そんな農家が現在の農業従事者のイメージと考えます。こうした現在の農業従事者の働き甲斐に関わることができ、地場農業や地域経済の発展に少しでも寄与できることが出来たなら幸せなことです。

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おかやま青果株式会社を
起業した時

前職では食品・非食品の商務に従事していましたが、2009年3月、23年間勤めた小売企業を早期退職しました。どこか型にはまった仕事から枠にとらわれず、新しい形を自力で作っていく仕事をしたいと考えるようになっていました。

起業のきっかけは某量販店関係者から「新規出店の店舗で地元の野菜・果物を集めて売りたい」という主旨のご相談を受けたことでした。2000年頃から「地産地消」の言葉を耳にするようになり、まわりでは「道の駅」「直売所」といった農産物の直売形態の店舗が次々と誕生していました。つまり、地元の新鮮な野菜・果物を調達し売場コーディネイトを行い、量販店の店舗内で「直売所コーナー」を設営し運営した事業で企業することになりました。

生産者さんのお誘い活動と新しい売場の設営準備を2~3ヶ月続け、2010年11月5日、「ゆめマート津山店地場野菜売場」が生産者18名でオープンしました。初日の売上は6万円超えで商品はほぼ全量売れ、出荷して下さった生産者さんと共に喜んだことを昨日のように鮮明に覚えています。

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おかやま青果株式会社の
事業イメージ

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起業15年経った今、
おかやま青果株式会社が
目指している事

おかやま青果株式会社は現在、株式会社イズミさん・株式会社天満屋ストアさんと協力し合い、地産地消の売場運営に取り組んでいます。お客様がいつも楽しみにして立ち寄れる地産地消売場を目指します。その大前提は、農家さんに採れたての新鮮な青果物を、安定した価格で種類豊富に売場に出品していただき続けることと考えています。

我々おかやま青果株式会社は、そのプロデューサーとしてお取引先の量販店様と生産者さんの間を良好な信頼関係で繋ぎ、適正な収益を確保します。このようなコンパクトで、消費者の皆さんから支持される農産物流通の仕組みを今後も一層発展させ続けます。昨今、人口減少と高齢化が進む地方に新産業農業を定着させ、岡山県、更には日本全国に少しでも影響を与え、地方に人を呼び込む一助を担いたいと考えます。

お知らせ

2024.02.04
ホームページをリニューアルしました。
2024.08.31
天満屋ハピータウン西大寺店は建て替えのため営業終了となりました。
2025年10月リニューアルオープンの予定です。
2024.01.11
ゆめタウン山陽店は建て替えのため営業終了となりました。
2025年7月リニューアルオープンの予定です。